海上速達便

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【海上速達便】上海から日本向けフェリーのカット時間

【海上速達便】上海から日本向けフェリーのカット時間

春風の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。

日頃は大変お世話になっております。

■ ニ ュ ー ス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

■上海港における濃霧の発生

3月は、上海に濃霧が発生し、コンテナ本船の遅延が発生しています。

上海港は、長江(揚子江)河口域に位置し、外洋の海面温度、河川から流入する水温、内陸から吹いてくる大陸の北風、これらの気象条件によって、霧が発生し易い地域と言われています。

旧正月に、一旦正常化した本船の運航スケジュールは、3月に入り濃霧の影響により本船の遅延が目立つようになりました。

濃霧が発生すると港湾荷役を止め、ポートクローズとなり、上海港沖に荷役を待機する本船が滞留するようになります。コンテナ取扱量が世界一の上海港には、世界で最も多くのコンテナ船が出入りするため、一旦港湾の混雑が始まると、回復にも時間がかかります。

長江は全長6,300m、中国大陸最長の河川で、世界第三位の大河です。黄河、黒竜江、珠江と共に、中国四大河川の一つです。日本では従来「揚子江」の名前で知られていましたが、最近では長江の呼び名が一般的となってきています。青海省チベット地域を源流とし、武漢や南京を通り東の河口へ流れています。武漢や南京は中国有数の製造拠点でもあり、この長江を運航する内航船が、中国内陸部と世界を繋ぐ物流ネットワークを築いています。

■ブッキングキャンセルフィーの導入

日本から海外へ輸出する際、一部の船会社がキャンセルフィーを導入し始めました。

アジア域内における空コンテナ不足が改善されていない事と日本からの輸出に勢いがあり、本船スペースが比較的混雑しています。

従来から、輸出においては一定量予約を入れ、随時キャンセルする手法を取る輸出者が散見されます。

船会社にとって効率よく無理無駄のないスペース配分を目指し、より確立性の高い予約と「念のためのスペース予約」の選別を始めたと推測します。

逼迫する日本発の空コンテナ確保のために、日本から海外へ製品を輸出をする方の現実的な理解と協力が改善の一歩になりそうです。

特集

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今回の特集は、上海から日本向けのフェリーのカット時間についてご説明します。

カット日、カット時間、CUT日、Closing timeなどと表現する事があります。ここではカット時間とします。

例えば、上海から大阪向けに輸入する際に使用するLCL(混載便)とフェリー船を比べます。

コンテナ船は、カット時間が火曜日午後です、一方フェリー船は金曜日午後です。

商品を製造しているメーカーや輸出者にとって、3日間の余裕は大きなメリットです。

日中間を運航するコンテナ船は約1,000本(20’コンテナ換算1,000TEU)のコンテナを積載する事ができます。隣接するコンテナターミナルには、搭載を待つ輸出のコンテナや空のコンテナがあり、コンテナ船が接岸すると、輸入コンテナを降ろし、輸出のコンテナを本船へ積みます。この作業のために、海上コンテナを1~2日前から、コンテナターミナルに搬入し、輸出通関を済ませておきます。

フェリーは人も乗船する旅客船のために、上海市の中心地の河川ターミナルに接岸します。隣接地にコンテナを置いておく広いターミナルがないために、本船が出港する数時間前にターミナルへのコンテナ搬入やフェリー船へのコンテナ積み作業が始まります。

上海港と大阪・神戸港間2つのフェリーが運航しています。

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 XIN JIAN ZHEN(=新鑑真)

 SU ZHOU HAO(蘇州號)

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上海から大阪向けのコンテナ船は、30年年以上の歴史があり、近20年間は船会社や日中双方の港湾事業者やフォワーダーの研究や努力の積み重ねによって、スケジュールが安定し、オペレーションが速くなってきました。

しかし、「速さ」という点においては、コンテナ船とフェリー船のこの3日間のカット時間の違いが、上海から日本への輸入にかかるリードタイムにおけるフェリーの優位性を、圧倒的に差別化しています。

このフェリー船の「速さ」が、近数年間クーリエや航空輸送の代わりとして、フェリー船の海上輸送が重宝されている理由の一つです。

■海上輸入、上海から日本へ新たな輸入の方法

上海から大阪へ14,000km.この海上輸送と日本国内の650km.の路線混載便陸送を組み合わせた海上速達便は、速さとコストを両立した新しい海上輸入のサービスです。さあ、進化する物流サービスを体験してください。

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