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海上コンテナ輸送とサーチャージ

海上コンテナ輸送とサーチャージ

■中国航路サーチャージの値上げ
中国から日本への輸入航路において、中国主要コンテナ船社がサーチャージの値上げを実施するとのこと。

適用  2021年8月26日から
項目  CIC (CONTAINER IMBALANCE CHARGE)
対象貨物  中国寧波港以北の港発、日本向けの輸入コンテナ
     ※フェリー船は除きます。
8月26日以降出航のコンテナ船での輸入コスト計算の際には、サーチャージの変動を加味しておくことをお勧めいたします。

■【8/13~16のお盆休み】CFS倉庫で輸入貨物滞留のおそれ
3日以上の連休ではCFS倉庫での輸入貨物滞留が問題になるケースが多い。
・通関用書類の不備や未着
・港湾作業(荷役全般)の遅滞
・倉庫でのデバン作業の遅滞
・コンテナ引取の遅れ
など、原因は複数考えらる。

☆弊社では連休前など貨物の納品期日に影響が出やすい時期にはあらかじめスケジュールの前倒しのご提案など行っております。
どうしても間に合わせたい納期があるが混載便などでは間に合わない等、お困りの際にはぜひ一度弊社の海上速達便サービスにご相談ください。

■海上速達便ウェブサイトがリニューアル!
2020年9月16日のリリース以来多くの方々にご訪問いただいた海上速達便のウェブサイトですが、このたび開設1周年を迎えるにあたって大型アップデートいたします!みなさまにより便利に、より分かりやすくご利用いただけるよう、様々な工夫を施しました。
2021年9月1日の正式リリースをおたのしみに!(8月26日~テスト公開予定)

■特集
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海上コンテナ輸送とサーチャージ
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一般的なコンテナ船を利用した海上輸送を行う際、請求書には運賃や港湾作業料金とは別の様々な費用項目がずらりと並んで記載されています。
中でも時期によって価格が変動したり、場合によっては新たな項目が登場したりと大変ややこしい印象を受ける項目が各種『サーチャージ(SURCHARGE)=割増料、加算金』です。
サーチャージをややこしく感じる要因は、船社やフォワーダーによって微妙に違う呼称にもあるのではないでしょうか。
今回は海上輸送において目にする機会の多いサーチャージを系統別にピックアップしてご紹介していきます。
微妙な名称の違いも、加算されている理由も、これを見ればなんとなくスッキリ納得できるかもしれません。

【燃油系】
・BAF/FAFなど
燃料価格の急激な変動により、料金設定時の運賃では運航する燃料代が賄えない事態に対応する措置として、海運業界では1970年代から導入されています。
原油価格などと連動するため比較的値動きの見当がつきやすいサーチャージであるといえます。
請求書の記載としてはBAF(Bunker Adjustment Factor)あるいはBS(Bunker Surcharge)が一般的ですが、
中国航路や東南アジア航路全般ではFAF(Fuel Adjustment Factor)と記載されるのが通例のようです。
他にも、EBS(Emergency Bunker Surcharge)、EFAF(Emergency Fuel Adjustment Factor)など船社や時期によって様々な名称が使い分けられますが、総じてこれらが示すものは燃料系の追加費用です。

【環境系】
・LSS/LSFなど
近年の海洋環境保全を推進する動きを受けて、船の燃料に含まれる有害物質(SOx=硫黄酸化物)による環境汚染防止を目的に
2020年1月から低硫黄成分含有の燃料使用が義務化されました。
LSS(Low Sulphur Surcharge)として、低硫黄成分含有の燃料代の一部が荷主に対して課金されています。
LSF(Low Sulphur Fuel Surcharge)と記載されるケースもありますが、内容は同一です。
今後、環境への配慮の高まりと共に、新たなサーチャージが加算される可能性もあるかもしれませんね。

【為替レート系】
・CAF/YASなど
一般的に船社は海上運賃をドル建てで請求します。
そのため、円高の場合に生じる船会社の損失を最小限にするべく設定されているサーチャージです。
ドルと円の為替レートの変動に合わせて、円高のときは増加、円安のときは減少します。
CAF(Currency Adjustment Factor)と表記されるのが一般的ですが、
こちらも中国航路や東南アジア航路の場合はYAS(Yen Appreciation Surcharge)と表記されるのが通例です。
そのほかには、CS(Currency Surcharge)と記載されるケースもあるようです。

【港やコンテナの稼働状況に因るもの】
新型コロナウイルスの蔓延以前からすでにコンテナ貨物の取扱量は世界中で増加を続けており、
それに伴うコンテナそのものの不足や港湾の混雑などの問題が生じていましたが、
2019年末以降はそれらの問題がより顕著になってきました。
問題解決の一環として導入されるようになったサーチャージには以下のようなものがあります。

・PCS(Port Congestion Surcharge)
どんなに大規模な港であっても、船が係留しコンテナの積み下ろし(荷役)を行うことができる場所の数は限りがあるため
寄港する船が増えてくると港湾作業の回転が追い付かず混雑が生じます。
港の混雑が長期化する、または長期化が見込まれる際に滞船超過費用として加算されるのが
Port Congestion Surcharge=船混み割増料金です。

・PSS(Peak Season Surcharge)
略称は上記のPCSと似ているけれど内容は全く違うサーチャージ。
こちらは船社ごとのピークシーズン=繁忙期に特定航路の貨物に対して加算される割増料金です。
元々はクリスマス商戦シーズンのアジア発北米向けの貨物急増に対する措置として導入されていたそうですが、
昨今では様々な航路で発着地やシーズンごとに貨物の増加が見込まれる場合に付加されることがあるようです。

・CIC(Container Imbalance Charge)
今号のニュース欄で弊社からも料金改定のご案内をしているこちらのサーチャージですが、
『日中航路の輸出入量のアンバランスに因る中国側コンテナ不足対策』として導入されているものです。
日本から中国に対する輸出が減っているにもかかわらず中国からの輸入が増えているので、コンテナの需要と供給は慢性的にアンバランスな状態となっており、解消の見込みはなかなか立たないようです。
ただし、フェリー船はCICの適応対象外です。
フェリー船を利用している海上速達便ならCICサーチャージの値上げも影響を受けることはありません。

・SPS(Shanghai Port Surcharge)
中国との貿易をする方は目にしたこともあるでしょうか。
上海港の使用料として、通常の運賃に加算される割増料金です。
コンテナ取扱量が世界最大の上海港ではやはり設備の維持管理にも莫大な費用が掛かっているようですね。

以上、ごく基本的なサーチャージのご紹介でした。
アルファベット3文字の羅列は貿易に慣れていても思わず目が滑ってしまいます。
FCL貨物かLCL貨物かで費用項目が変わったり、請求の単位(重量あたり/コンテナあたり)が違ったり、
海上輸送の請求書はとかく複雑で難解になりがちです。
一体何にどれくらいの費用がかかったのか分かりにくく、利益を安定させにくい。
そんなお悩みを海上速達便で解決してみませんか?
海上速達便のお支払いは、貨物重量と輸送距離で決まる単一価格です。
どれだけのお荷物を、どこから輸送するか、料金表をご覧いただければ、事前に輸入コストの把握が可能!
国内の宅配便のように、使ったら使った分だけお支払いいただく、手軽でわかりやすい料金設定が魅力です。

※関税・消費税(場合によっては税関検査費用など)は別途発生いたします。

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